【合唱指揮者】
東京学芸大学卒業。声楽を横山和彦、辻村成子の両氏に師事。大学卒業後、日本合唱協会のメンバーとして活動。また、在学中より松村努氏の下で合唱指揮の研鑽を積む。これまでに下野竜也氏の指揮法マスタークラス、カスパルス・プトニンシュ氏の合唱指揮マスタークラスなどを受講。2012年、モスクワ音楽院夏期講習会において合唱指揮をアレクサンドル・ソロヴィヨフ氏に師事。修了演奏会ではラフマニノフなどのロシア作品を指揮し、好評を得た。
2014年~2015年、Asia Pacific Youth
Choir のメンバーとして世界合唱シンポジウム(ソウル)、ミラノ万国博覧会、世界合唱博覧会(マカオ)などに出演。
2023年に開催されたTokyo
Cantat「第8回 若い指揮者のための合唱指揮者コンクール」で優勝。これまでも、同コンクールにおいて、第5回から第7回の3回連続で入賞、およびモデル合唱団賞を受賞、第6回にはエルヴィン・オルトナー・ファンドによる副賞を受賞し、アルノルト・シェーンベルク合唱団のメンバーとしてシュタイリアルテ音楽祭に参加。また、Internationale Chorakademie
Kremsに招待され、エルヴィン・オルトナー氏の下で学ぶ。
現在、教会音楽を活動の中心として十数団体の指揮者を務めるほか、講習会の講師や客演指揮者に招兼ねるなど、幅広く活動している。JCDA日本合唱指揮者協会、合唱団集人「音楽樹」会員。室内合唱団日唱正指揮者、東京ラインベルガー協会主宰。2024年には第9回東奥文化選奨受賞。